■護身術とは


    護身武道塾では身を守る護身技、護身術を主体とする幅広い稽古を行っています。
    私は若い頃より空手を続けています。現在は武道の達人として、また人として大変
    尊敬申し上げております倉本塾 倉本成春塾長の弟子として、先生の研ぎ澄まされ
    た達人技、術を修得するため、稽古に励んでおります。

    私達誰もが決して望んではいない出来事、例えば自分の身や家族などが危険な目
    にあってしまったとします。それは相手がつかんできたり、抱きつかれたり、倒され
    たり、殴りかかってきたり、蹴られたり、物や武器を持って襲ってきたり、また相手が
    複数だったりとさまざまな状況が考えられますが、このように多くの危険が想定され
    ます。 しかし身を守るべき技、術というものは形をおぼえるだけでは使いこなすこと
    が難しいといえます。

    倉本先生は「技、術は形にあらず」と教えて下さいます。 まずはそれらを使える体
    を作り、実際に色々な状況を想定した稽古を数多く積み、技、術を練り上げていく。
    これによりいざという時に反応できる体となっていくのです。また身を守る状況にな
    った時、緊張で頭が真っ白になると言いますが、気持ちを冷静に保つことは大変
    困難となることが考えられます。そのため稽古を積んでいく過程で、徐々に心を強
    くしていくことも重要になってきます。稽古を続けていくことで少しずつ体力もつき、
    いい汗をかいてストレスも発散でき、肉体的にも精神的にも非常に良いという事は
    言うまでもありません。

    そして子供達にとっては厳しいだけでなく楽しく、かつ武道としては勿論のこと、人
    間としての生活を営む上での礼儀を重んじ、強い肉体と精神を持ち合わせる人とし
    て社会人として背筋を伸ばし立派に活躍する大人として成長できるよう指導してい
    きたいと考えています。

                                   護身武道塾 師範 児玉 秀人



         


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